あると嬉しいクレカの海外旅行保険

■海外旅行保険の保証期間を延ばす裏ワザ

クレジットカードの海外旅行保険は、いつまでも使えるわけではありません。
60日間~90日間までの補償期間となるクレジットカードがほとんどです。
90日間以上海外に滞在する場合は、クレジットカード以外の海外旅行保険に加入する必要があります。

ただクレジットカードの海外旅行保険を、90日間以上の補償にすることも可能です。
クレジットカードの海外旅行保険の裏ワザとして、利用されている方法です。

この裏ワザに利用するのは、海外旅行保険が利用付帯となるクレジットカードです。
まず渡航前に、○クレジットカードで旅行代金を支払います。
ここで90日間の補償を受けられますね。
そして保証が切れる直前の89日目に、渡航先で交通料金を△クレジットカードで支払います。
ここでさらに90日間の補償を受けられることになります。
そして89日目にまた渡航先で交通費を□クレジットカードで支払をします。
こうやってくり返していると、海外旅行保険の保証期間を延長し続けることができるのです。
海外に90日間以上滞在する場合は、この方法を使うのがおすすめです。
ただ海外では、クレジットカードで支払いができるか確認しておいてください。
それほどクレジットカードが普及していない国では、クレジットカードで交通費を支払えないこともありますので注意が必要です。
この方法をアテにして渡航したのに、現地で使えない…となると、悲惨なことになりますので。

ただ注意をしたいのは、渡航後の交通費の支払いでも、補償の対象となる利用付帯のクレジットカードを選ぶことです。
クレジットカードによっては渡航前の支払いのみが有効で、渡航後の交通費の支払いは無効…という場合があります。
たとえば楽天カードは、海外旅行保険が自動付帯するクレジットカードです。
補償の対象となるのは、出国前の交通費の支払いのみです。
出国後に交通費を支払っても、保険を請求することはできないのです。
楽天カードの場合は、こちらの裏ワザは使えないことになりますね。

クレジットカードの海外旅行保険は、利用付帯より自動付帯の方がおすすめではあります。
自動付帯だとクレジットカードを持っているだけで補償がされるためです。
しかし長期間海外に滞在する場合は、海外旅行保険が利用付帯となるクレジットカードを数枚持っていた方が良いということになるでしょう。
何枚もクレジットカードを持つと年会費が負担になりますので、海外旅行保険が利用付帯となる年会費無料呉地ttカードを何枚か用意しておくのがおすすめです。

■クレジットカードの海外旅行保険は合算できる

海外で医療機関を受診すると、高額な治療費が請求されてしまいます。
そんなときにあると安心できるのが、海外旅行保険が付帯するクレジットカードです。
クレジットカードで補償がされれば、医療費を全額自己負担しなくても良くなります。
しかしクレジットカードの補償だけでは、足りないケースも少なくはありません。
クレジットカードの疾病や傷害補償が100万円なのに、請求額が300万円だと200万円は自分で支払うことになります。
クレジットカードだけでは心配なので、保険会社の海外旅行保険にも加入しておかないとダメか…となってしまうでしょう。

しかしそこで保険会社の海外旅行保険に加入をするのは早いです。
実はクレジットカードの海外旅行保険は、合算することができるです。
疾病や傷害補償金額が100万円、200万円、300万円のクレジットカードを3枚持っていれば、合計600万円まで補償を受けることができるのです。
海外旅行保険が付帯するクレジットカードを複数枚持っていれば、高額な治療費もしっかりカバーできるということになりますね。
海外に行くなら海外旅行保険が付帯するクレジットカードは、1枚といわず2枚、3枚と発行しておたい方が良いでしょう。

クレジットカードの海外旅行保険の補償金額を合算するときには、注意点があります。
まず死亡や後遺傷害時の最高補償金額は、合算ができません。
合算できるのは、最高補償金額以外となります。
最高補償金額を請求するときは、一番補償金額が高いクレジットカードの海外旅行保険でとなります。
Aのクレジットカードが500万円、Bが1,000万円、Cが5,000万円の最高補償金額だったら、Cのクレジットカードから保険金が支払われることになります。
合計して6,500万円もらえるわけではないのです。

そして疾病や傷害時に支払われる保険金は、かかった金額だけとなります。
最高200万円、最高100万円の補償金額となる海外旅行保険だと、合計300万円請求できると思いがちです。
しかし治療費が250万円であれば、250万円までしか請求することができないことになります。
クレジットカードの海外旅行保険より治療費が低かったので儲かった…、なんてことにはならないということですね。
保険金の請求時には領収書などの提出が必要になります。
治療費をごまかして保険金を多めに請求しておこう…ということはできませんので、注意をしてください。

■海外旅行保険には家族特約がある

家族で海外に行くときは、家族全員が海外旅行保険に加入しておかなければなりません。
配偶者や18歳以上の子どもの場合は、海外旅行保険付帯のクレジットカードを発行するのが良いでしょう。
何か問題があり家族がクレジットカードを発行できない…という場合は、海外旅行保険が付帯するクレジットカードで家族カードを発行するのがおすすめです。
家族カードも本カードと同じような補償が受けられるので、家族も海外旅行保険に加入したと一緒になります。
家族カードは本カードより年会費が低いものが多く、審査もほぼありません。
手っ取り早く家族も補償を受けられる手段でしょう。

18歳未満の子どもの場合は、クレジットカードは発行できません。
海外留学時のみに特例として高校生に家族カードが発行できるクレジットカードもありますが、18歳未満がクレジットカードの海外旅行保険の対象とするのは難しいです。
ただ方法が全くないわけではありません。

クレジットカードの中には、家族特約がある海外旅行保険が付帯するものがあります。
家族特約は本カード会員の家族でも、海外旅行保険の補償対象となります。
家族特約のある海外旅行保険付帯のクレジットカードを選べば、家族全員補償の対象となるのです。

家族特約にはいくつか注意点があります。
まず家族の範囲が、クレジットカードにより異なることです。
配偶者は、海外旅行保険の対象となることがほとんどです。
しかし親や兄弟、独立した子供などは、補償の対象とならない場合があります。
だいたいは同一姓名で生計を共にしている家族が対象となるようですが、確認が必要でしょう。

そして家族特約の場合、本カード会員の海外旅行保険よりも補償金額が低く設定されていることが多いです。
補償金額によっては、クレジットカードの海外旅行保険だけでは補償が足りないことがあります。

それから家族特約がある海外旅行保険は、ゴールドカード以上のクレジットカードに付帯することがほとんどです。
一部クラシックカードでも家族特約があるケースがありますが(SBIレギュラーカードなど)、ほぼプレミアムカードのサービスといって良いでしょう。
年会費が1万円以上することもあり、年会費負担が大きくなる…というデメリットが生じてしまいます。
しかし海外を利用するのであれば、年会費が多少高くても損はしないでしょう。
海外旅行保険が付帯しているだけでも、年会費の元は取れるかもしれません。

■海外旅行保険にはこんな補償も!

クレジットカードの海外旅行保険は、死亡や後遺障害、疾病や傷害治療だけが補償されるわけではありません。
他にも補償が付いており、あると便利です。

・救援者費用
死亡したとき、入院したとき、行方不明になったときなどに、救援者の旅費や宿泊費などが補償されます。
死亡や行方不明はそれほど多くありませんが、入院は誰でもあり得ることでしょう。
入院の場合は7日以上からとなる海外旅行保険が多いですが、クレジットカードによっては3回以上の入院でも救援者費用が補償される場合もあります。
頻繁に海外に行くような方は、入院何日目から補償されるのかをチェックしておくのも大切でしょう。

・賠償責任
海外で他人にケガをさせてしまったり、商品を壊してしまったときに補償がされます。
レンタルで借りたスーツケースを壊してしまった、お店の商品を破損させてしまったといったときに、あると助かるでしょう。
こういったトラブルはいつ起きるかわからなく、高額な賠償金額を請求されることは少なくはありません。
クレジットカードの海外旅行保険に付帯していると安心です。

・携行品損害
海外で身につけていたものなどが壊れたり、盗まれたりしたときに補償がされます。
海外では治安が悪い地域も多く、携行品が盗まれるということは考えられます。
そのため携行品損害は、利用する頻度が高い補償でもあります。
海外旅行保険を比較するさいは、携行品損害の補償金額や補償内容をチェックしておくのが良いでしょう。
ただ置き忘れたりなど自分に過失がある紛失は、補償の対象となりませんので注意してください。
携行品損害は10万円~50万円程度の補償額となるクレジットカードの海外旅行保険が多いようです。
補償金額が低い感じがありますが、これは利用される頻度が高いからなのだとか。
高額の補償金額のしておくと、クレジットカード会社が損をしてしまう…ということなのでしょう。

・欠航・遅延補償
搭乗する予定の便が欠航してしまったり、遅延した経験がある方は多いのではないでしょうか。
搭乗できなかったために生じた食事代や宿泊代金を補償してもらえます。
そして航空会社のミスにより手荷物が届かなかったり、紛失されたりしたときも補償がされます。
荷物がなくなったことにより必要になったものの購入代金が補償されます。
近年はLCCが普及しており、欠航・遅延補償が利用されるケースが増えているとされています。
LCC利用が多いなら、欠航・遅延補償付帯の海外旅行保険がおすすめです。

■クレジットカードと旅行会社の海外旅行保険の違い

人によっては、旅行会社の海外旅行保険の方が信用できるという考えの人もいます。
クレジットカードの海外旅行保険は、あくまでも付帯サービスの一つでしかありません。
おまけのようなものなので、たいした補償はされない…というのが理由のようです。

クレジットカードと保険会社の海外旅行保険は、何が異なるのでしょうか。

・補償内容
補償内容で一番異なるのは、病気での死亡時の対応です。
旅行会社の海外旅行保険は、病気での死亡でも保険金が支払われます。
しかしクレジットカードの海外旅行保険は、病気での死亡では保険金は支払われません。
死亡時は事故など病気以外でないと、補償がされないのです。
これが病気の状態て、海外旅行には行かないという前提からです。
しかし体調が良いと思っても、急に海外で具合が悪くなってしまうこともあります。
高齢など病気の心配があるなら、保険会社の海外旅行保険があると安心でしょう。

・補償期間
クレジットカードの海外旅行保険は、60日間~90日間となることがほとんどです。
保険会社の海外旅行保険は、自分で補償期間を選択することができます。
旅行期間のみだけ、保険をかけておくということもできます。
無駄に保険料金を支払わなくても良いので、必要な期間だけの方が効率的でもあります。
ただ最長補償期間は、3か月となる海外旅行保険がほとんどとなっています。
仕事や留学などで1年、2年と海外渡航する場合は、留学・出張保険に加入する必要があります。
最長期間で見ると、クレジットカードも保険会社も変わらない…となるでしょう。
利用付帯海外旅行保険を使い補償期間を延長する裏ワザを使えば、クレジットカードの方が長い間補償をしてもうことが可能です。

・保険金の支払い方法
海外旅行保険で治療費などを請求するさい、保険会社の場合はキャッシュレス診療が可能です。
クレジットカードもキャッシュレス診療が可能な海外旅行保険もあるのですが、中にはいったん治療費を自己負担して、後日治療費を支払ってもらう…となるクレジットカードもあります。
キャッシュレス診療が当たり前だと思っていたら、治療費を自分で支払わなければならなかった…なんてことも起こり得るのです。
クレジットカードを発行するさいに、海外旅行保険がキャッシュレス診療に対応しているかの確認も必要です。
ただ公式サイトなどをみてもそこまで詳細に説明されていることは少ないので、クレジットカード会社のデスクに直接問い合わせをした方が早いかもしれません。